インソール処方【足整板療法】

当院では足部周囲から膝関節～股関節など下肢の疾患をはじめ、お体全体の不調を解消するためにインソール（靴の中敷き）を用いた足整板療法という治療を行っております。

使用するインソールは足病医学先進国のニュージーランド製のオーソティクス（医療用矯正装具）formthoticsと日本製のソルボDSISの2種類をご用意しております。

どちらも解剖学的検査により患者様のお体の状態を見極めたうえで、用途やご予算などによって最適なものをチョイスして様々な不調に対応しております。

足部の形態異常が起こると

足部の形態異常（アライメント不良）は筋力の低下、オーバーウェイト、オーバーユースなどで足のアーチが低下することなどにより起こります。足部の形態異常が起こると歩行の乱れが生じます。
正常でない歩行は異常な運動連鎖（kinetic chain）を引き起こし、足首～膝～股関節などの下肢への影響のみならず全身へ影響を及ぼすためあらゆる障害を引き起こしかねません。

それらを根本的に取り除くために歩行やアライメントを解剖学的に検査し、一人一人に合ったインソールを作成して足部を正常な形態に矯正させることで異常な歩行を正常な歩行へと導き、運動連鎖をも矯正して様々な疾患を治療していきます。

このような症状でお悩みの方におススメいたします

・原因不明の足部の痛み　・踵や土踏まず、足首周辺が痛む（踵骨炎、足底筋膜炎、骨膜炎、有痛性外脛骨、捻挫や骨折の後遺症など）　・アキレス腱またはその周辺痛む（アキレス腱炎など）　・スポーツ（特に走ることが多い競技）をしていてすねの内側や足の甲が痛む（骨膜炎、シンスプリントなど）　・膝関節またはその周辺が痛む（変形性膝関節症、鵞足炎、ジャンパー膝、腸脛靭帯炎など）　・股関節の痛みと可動域不全がある　・新しい靴にしてから歩きづらい気がする　・足の裏の魚の目やタコ・マメがひどく痛む　・外反母趾である　・骨盤や背骨が歪んで姿勢が悪い　・頑固な腰痛や肩こりに悩まされている　・各種スポーツによる競技特有の運動障害

処方の流れ

１.　お電話または直接受付にてご予約下さい。
２.　問診表の記入
３.　解剖学検査 →静的所見（フットプリント、フットアナライザー検査、静的アライメント検査など）
→動的所見（歩行検査、バランス検査、動的アライメント検査など）
４.　足整板療法、足底板療法の２種類のインソールをご用意しております。 お体の状況や用途、ご予算などによって最適なものをお選びいたします。

　　　　　　　　　　

　　

料金

～足整板療法（formthotics）～

足整板療法とは、足病医学の先進国ニュージーランドで作られたのオーソティックス（医療用矯正装具＝靴の中敷き）を用いて体を矯正する方法です。
バイオメカニクス的（生体力学的）な観点から足部のアライメント（骨の配列）を矯正し整復することで上記の様な症状をはじめ様々な体の不調を改善させます。
患者様一人一人に合わせてカスタマイズしてご提供しております。

○初診時処方代　　18,000円（税別）　　解剖学検査及び材料代、3週間・3か月・6か月定期検査含む

熱成形	ヒールカップ	アーチサポート	抗菌性	3D立体加工	衝撃緩和

（当院ではアマゾンなどのインターネット通信販売では販売していない最新のformthoticsを使用しております。formthotics単体での販売はしておりません。）

 

～足底板療法（DSIS）～

○初診時処方代　　　　　　3,000円（税別）
○材料代　　　　　　　　　2,000円前後（税別）
○２足目以降
・前回と同じ処方　　1,500円＋材料代（いずれも税別）（解剖学検査なし）
・再処方　　　　　　3,000円＋材料代（いずれも税別） （解剖学検査あり）
※前回から半年以上経過している場合や、違う所が痛む時などは再処方をおすすめします。