女性の一生の中ではとても関係が深く、ほぼ1ヶ月間隔でおとずれる「月経」。
あまり深く気にしたことないけれど実は健康のバローメーターにもなるんですよ。
では一体、月経から何が分かってくるのでしょうか。 少し詳しく見ていきましょう。
月経とは「一定の周期でおこり限られた日数で自然に止まる子宮からの生理的出血」のこと。
皆さんが言っている「生理」とは医学的には「月経」と言い、この血液は妊娠しなかった時に剥がれてくる子宮内膜なのです。
月経には正常な期間や経血量、経血の色などがあり、異常がみられた場合を「月経異常」といいます。
<正常な月経>
月経期間 : 3~7日間
月経周期 : 25~38日間
(月経が始まった日を1日目とし次に月経が始まる前日までを数えます。)
経血の色 : やや暗い赤
経血量 : 20~140ml
……数字で書かれていても、なかなか分からないですよね。
例えば
○1~3日目の量が多い日に1~2時間おきにナプキンを交換しても間に合わない事はありませんか?
○日中に夜用ナプキンでも間に合わないことなどはありませんか?
○逆に量が少なくおりものシートで間に合ってしまう事や
色が経血より薄く茶色味がかかってはいませんか?
もちろん個人差があるのですが基準とされているものと比べた時、
極端に違いがある場合は他の病気が隠れている事もあります。
女性が一生の中で月経とのお付き合いするのは35年前後。
より健康に生活するために普段から自分の月経の状態を観察しておく事も必要ではないでしょうか。